土曜日

朝、いつも通り仕事に行く前のルーティーンで
みそちゃんにちゅっちゅして出勤。

そして18時半過ぎて帰宅。
いつも通り真っ先にみそちゃんの元へ行き
ただいまのちゅっちゅとクンカクンカをしようとしたら
ぎゃーぎゃー鳴いていて手に乗る事もない。

え?急にどうした?
と思いながらトレイチェック。

イカの塩辛みたいな液体が数個ある・・・!?
これまさかみそのうんち!?
固形もなくびちゃびちゃのイカの塩辛。

みそを急いでプラケに入れ30度保温。
いつもお世話になってる鳥専門の先生がいる、
長島愛犬愛鳥動物病院は営業時間外。
先生が出てくれるのを願って急いで電話。

電話に出てくれて、急いで向かう。
金がどうだといってられないので高速で飛ばす。
高速で行っても病院まで1時間くらい。

移動中負担もあったろうけど無事到着して
夜間にも関わらず先生が緊急で対応。

ふん検査をして何らかの中毒が出てると。
でも、ボルナウイルスかどうかも検査したいけど
一回のフン検査では簡単に見つからない、と。

シロハラインコをお迎えした所には遺伝子検査も
性別鑑定も依頼したにもかかわらず
検査結果の用紙が一枚も届いていない事も報告。

すると、本当はしてないんじゃないか?説が浮上。
迎えて一か月半で亡くなった子も
実は死因が元から病気があったのではないか?と。

とにかく、みそが生きてたら
ボルナウイルス検査をしよう、と言って頂き
一週間の検便容器と、薬も頂いて
遺伝子検査や性別鑑定もし直そうと話しながら帰宅。

注射や移動で疲れたであろう、みそは熟睡。

私たちも家に帰った頃には21時を過ぎていたので
疲れ切ってお風呂に入って静かに寝ました。

翌日、日曜日の朝いつも通りのルーティーンが出来ず
とりあえずさし餌を5mlあげて、薬をあげて。

仕事を休むことも出来ず飼い主は出勤。
主人がつきっきりで見てくれる予定だったのですが、
休診日にもかかわらず、病院の先生から電話があって
二時間足らずで仕事を無理やり中断して帰宅。

先生にもう一度注射を打つからすぐ来れるか?
と言われたので、飼い主からしたら
命が助かるなら・・・迷うわけないですよね。

みその体力を心配しつつも高速で向かい、
お昼頃に到着して注射と、別のお薬を頂き帰宅。

先生には今日(日曜日)~明日(月曜日)が峠だと。
そう言われて帰宅したので、さし餌を5mlあげて
みそのプラケから離れずくっついていました。

大好きなひまわりも、ハリソンもたっぷり。

どんどん、衰弱していくんです。
食べたそうに近づくんです。
私も食べて欲しかった。
いつもみたいに「かるるるる・・・」と鳴きながら
上機嫌に、美味しそうに食べて欲しかった。

自分の無力さが憎くて仕方なかった。
さし餌をあげて、薬をあげて、病院連れてって
保温して・・・もっと出来る事はなかったのか?

見守るという時間が苦痛で仕方ありませんでした。
その時は、自分も諦めない精神でしたが
亡くなった今は、泣いても意味がないのに涙が止まらない事と
部屋の中と、私の気持ちの中に空間が出来た事。

給水器を安心なものに変えたばかりで
喜んでたみそちゃん。

何が原因か調べていましたが、
ハンドメイドの備長炭パーチを購入し
みそちゃんに使用していたのですが
備長炭とくっついてる木のワッシャー部分を
かじりまくって接着剤を食べた?という事件。

私が仕事に行ってる間、
ネジ部分が見えそうな位かじって遊んでいたらしい。
その部分以外で、ケージ内の破損、おもちゃの破損は
見当たらなかったですし、我が家は喫煙者ZERO。

ハンドメイド作家さん達の素敵な商品で
どっかの誰かが、どっかの誰かの鳥が
悲しい思いをしないようにして欲しいです。

そして飼い主さん、
安かろう悪かろうは存在します。
人面が良い=親切でいい人、ではありません。

私もブリーダーになろうとしています。
悪徳なブリーダー、業者、団体は沢山存在します。
獣医や愛護ひとつとっても悪は存在します。

ですがその中でも、
動物と向き合ってる素敵なブリーダー、業者、団体も存在します。
そういう人たちって人には厳しかったり
不愛想だったりする人が多いと思います。

私は自家繁殖・販売をする立場に。
みんなそれぞれ飼い主だったりと立場が違いますが
それぞれ違う立場なりに出来る事はあると思うんです。

その一例として、ペットショップで生体は買わない。
海外から卵を仕入れて育てて売る業者から買わない。
安いからといってそういう所を利用しない。

今までは運が良かっただけかもしれない。
私もそうでした、でもいずれ不幸がやってきます。

今すっごく辛いし、悲しいです。
それでも前に進まないといけないという気持ちもあります。
この葛藤?というか、真逆の感情同士がぶつかってます。

今までのシロハラインコの件で
色々な情報を教えてくれたブリーダーさん達、
仲良くしてくれてる作家さん、
本当にありがとうございました。

そして、みそ。
大好きな大好きなみそ。
沢山の事を考えさせてくれてありがとう。
いっぱい思い出作ってくれてありがとう。

一緒に行きたい所がいっぱいあったし
会わせたい人間もいたんだよ。

みその旦那さんを5月にお迎えする予定だったけど
みそが亡くなったからシロハラはちょっと休憩するね。

今はトリカモの基盤をしっかりと、
開業に向けて作り上げていこうと思います。

新潟県は愛護センターもしっかりしていて
保健所さんもきっちりしているので
トリカモも安心してきっちりしていきます。

雪は嫌いだけど、新潟のそういう所は良かった。

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