お客様から緊急の相談がありました。
普段であれば少し遠いけど
長嶋先生に診てもらうのを薦めますが、
緊急との事だったので
出血系のケガ?と思い
鳥専門ではないけど鳥「も」診察内らしい病院名を伝えました。
そしてその日の夕方に、
仕事で看病するのが難しいから預かってほしいとの連絡が。
こちらとしては生かせる保証は出来ないけど
出来る限りやらせてほしいと思い預かる事に。
翌朝、預かる為にお客様とお会いして
色々説明やお話しを聞かせてくれました。
加熱中の鍋に入ってしまって急いで冷やして
病院に連れて行き、診察してもらったら
先生には「ヤケドしてない」と言われたそうで。
それ以外に、こんなに元気がない理由は細菌のせいだ!
と言われたらしく「何の細菌でしょうか?」と聞いたら
「細菌は細菌だ!かわいそうに…」と
その後も罵倒に近い位に色々言われたらしく。
お薬は抗菌剤とブドウ糖のみ。
お預かりするべくお家に帰り、
看病する前にお腹部分を見たら…
これをヤケドじゃないという獣医はどうかしてる。
すごすぎて写真は載せれない。
苦手な方もいると思うのでね。
こんな診察するやつが診察可能種類の中に鳥を入れるな!
お客様もヤケドだと思うんだけど…と
夫婦で疑っていたらしく。うん、完全にヤケド。
一時間に一回ブドウ糖摂取との指示だったので
指示通りに看病しつつ、長嶋先生に即TEL。
そしてお客様に許可も取り、代わりに長嶋愛鳥病院へ。
結果は大ヤケドでしたよ!!〇〇病院さん!!!
抗菌剤の用法も少ないから増やしてと指示を頂き変更。
外傷のお薬も頂き塗ってくれて…
本当にいつもいつもありがとうございます。
長嶋先生200歳まで生きてください。
新潟県は、長嶋先生が引退されてしまったら
愛鳥家さんも、私の様な存在達も
みんなが困って困って大変なことになります。
本当に、本当に、こういうことがある度に
何度も言ってる気がして申し訳ないのですが
最愛の家族である愛鳥を守れるのは
家族であるアナタしかいないんです。
ブリーダーは健康で丈夫な子が生まれる様に
生涯勉強し続けなければならないと思っています。
そこでブリーダーが薬を勝手に仕入れて
素人調合で投薬したり獣医まがいな事をするのは
大間違いだと思っています。
獣医は病気や薬の勉強をし続けてる人がすごくて
ビジネスや作業になってる人は勉強をしていないので
今回の様な出来事になってしまうんだと思います。
ビジネスだって悪い事とも思いません。
だって人間社会では必須な事だし。
ただ、知識も何もないやつがビジネスしたって
そんなのただの詐欺師だと思います。
獣医って尊敬するし、憧れます。
だけどそうでない人もいる事を忘れないで下さい。
愛鳥さんを守れるのは家族であるあなただけです。
健康を守れるのもあなただけです。
獣医さんは病気になった時の手助けをしてくれる存在です。
何でも完全に治してくれる魔法使いではありません。
治る見込みがあっても、いい薬をもらっても、
その後の自宅でのケアが一番肝心なんです。
ブリーダーは新たな家族との出会いの架け橋です。
人の子と同じく、健康に生まれて来ても
菌は空気中にも存在してるんですよ?
いつ免疫低下してる時に病気になるか分かりません。
今回はながら放鳥で事故を起こしてしまったご家族ですが
お湯に入ってしまったという事でした。
本人は辛くて悲しくて、悪い事をしたのを分かってるから
急いで病院に行ったと思うんです。
普段すーっごく溺愛しあってて
幸せそうな家族とその子をよく見ておりました。
元気がないのを気付かない人もいますから。
それを誤診しながら怒鳴るとか本当に医者か?
尊敬する獣医という職業の方に
そういう人もいるのは知ってますが…
ここまで身近にいるのは本当に残念でなりません。
長嶋先生のお話によると
カレーにドボンさせちゃったり…
天ぷら油にドボンしちゃったり…
ギットギトの状態で来られるそうです。
洗濯機に入ったまま回したり、掃除機で吸ったり。
様々なトラブルで来られる方がいるそうです。
まさかのトラブルで家族もびっくりされると思います。
ながら放鳥はしないでね!
そしてトリカモが、
鳥専門の獣医がいる病院に行ってねと
トリカモの子をお迎え頂く方に
必ずお伝えさせて頂く理由はこういう事です。
私も過去に似たような嫌な経験があるから。
あ、バタバタな4月でブログ投稿忘れてた…。
トリカモ一周年、本当にありがとうございます。
私が生活していけるのも、
トリカモの子達が平和に暮らせるのも、
皆様がトリカモをご利用くださるお陰です。
トリカモをこれからもよろしくお願い致します!
感謝のプレゼント企画も発送しなきゃ!
さし餌をあげなきゃなのでここらへんで!
先週末頃の出来事でした。